「あ〜それ、私ですね〜トイレ我慢出来なくて、必死で走ったんですよね〜」


「プッ!アハハ〜お前らしい」


「私らしいって何ですか!?」


私は怒った口調で笑う先輩を見た


「いや…朝っぱらから駆け込みトイレとか、笑える〜」


「好きに笑ってくれて構いませんよ〜だ」


私は、ベーッと舌を出し、ノートに目をやった


私と先輩は元々、こういう感じだから、これでいいんだ


「じゃさ…見た?」


ズキッ


先輩、やっぱりその話、私にするの?