もちろん、その女子は皆の注目を浴びて、花道の中、先輩とその女子2人の世界


周りは悲鳴にも似た声が響き渡り、私は何が起きているのか考える余裕もなかった


先輩の隣に顔を赤くして立っているのは、2年では見たことがないので、1年なんだろう


手に、プレゼントらしき包みとカードみたいなモノがしっかりと握られている


それを見て、告白シーンだと、疑う人は誰1人としていない


私はその場にいたくなくて、少しずつ離れて、校門をくぐり、下駄箱までダッシュした