「え・・ここは・・。」


相変わらずダメ教師を演じる
先生を見つめていた。


「ちょっと。美佳?」


「何?」


「あんた最近おかしいわよ。
ずっと先生ばかり見て、
まさかと思うけど・・・?」


私は一瞬バレた?
そんな気がしてしまった。


「本当は・・・・」


「何・・・?」


「理解できてないんじゃない?」


私は芽衣の言葉が、
理解できていなかった。