私の涙は止まらなかった。


それは芽衣に対して、
疑った事と、
先生が教師を辞める事。


借金の返済の為に、
私の傍から離れた両親の代わりに、
先生がずっと私を見守って、
学校でも凄く安心していた。


もちろん芽衣や順平君も居るけど、
私は先生しか無理・・・


「嫌だよ!!!」


「美佳!!!」


涙の止まらない私を、
先生は怒ってしまった。