「それで美佳は喜ぶか?


美佳を守ってやれるのは、
芳樹しか居ないはず?」


「不正を行っていないのに、
週刊誌に無いことを書かれるのは、
もうこりごりなんだ。」


「分かるけど・・・。」


「中村と美佳との仲が、
きちんと仲直りするまでは、
何も言わないよ。」


「分かった。


決心が固そうだし、
俺は協力するから心配するな。」


順平の言葉に、
ホッとした俺がいた。