・先生サイド・


噂が広がって、
学校を休むことは出来なかった。


「もしお前が休んだら、
それこそ美佳ちゃんにも、
影響を及ぼす危険性がある。


お前はしっかりと、
彼女を守ってやれ。」


「しかし!!」


「彼女が学校を卒業したら、
馬車馬の様にお前を働かせる。


心配するな!!
こんな事で会社が潰れてどうする?」


親父はそんな事を言って、
俺を励ましてくれた。