「お前に対してだ。
お前のやきもちはもっと
簡単だと思っていたと思う。


けどそれは違って、
彼女は後悔をしていた。


俺は彼女に一目惚れを、
したのは事実だし、
本気でお前から奪おうとした。


けどお前が頭を下げた時、
お前と彼女の繋がった
赤い糸は切れないと思った。


だから彼女をお前の元に、
返したのに、
お前は本当にバカだ!!!」


俺は自分のやきもちと、
素直になれなかった自分に、
やっと気付いたのだ。