私は電気も付けずに、
部屋の片隅にいた。


「せんせ・・・。」


私は順平さんの気持ちが、
全く理解出来ない。


「ただいま?」


電気をつけて私を見た
先生は驚いていた。


「どうした?」


「分かんない・・・。」


私は先生に抱きつき、
そのまま泣いてしまった。