夏休みが明けて、
普通の生活が戻った。


「美佳?」


「何?」


「首に赤い印があるけど?」


「嘘!!!」


私は鏡を見ると、
薄く印が残っていた。


昨日、
先生が激しかったら、
残ったのかも知れない。


「ねえ?
あの同居人としたの?」


「うん。」


芽衣には同居人と、
恋人同士になったことは、
夏休み明けに伝えた。