「おばあちゃんの夢を、
久しぶりに見たよ。」


「どうだった?」


「凄く元気で、
何だか嬉しそうな顔を
していたんだよ。」


「良かったな。」


先生の胸に私は顔を埋めた。
目に入ってくる、
先生の傷跡は未だに残っている。


沢山の人から貰った
命を粗末にしては、
絶対にならない・・・。