朝目が覚めると、
先生にしっかりと、
抱きしめられたまま。


私は昨日の夢を思い出した。


「美佳。
彼を支えて上げてね。」


おばあちゃんが現れて、
私にメッセージを残した。


支える自信は無い・・。


けど先生から離れることは、
絶対にしないよ。


「起きたのか?」


「先生・・。」


先生は半分眠たそうな声で
聞いてきた。