私は外に出て、
トイレに行くと自分の顔を
見て驚いた。


「何で涙が出るの・・・。」


分かんないけど、
涙が一向に止まる気配すら、
全く無かった。


「せんせ・・・。」


私は声を出して呼んだ。
小さく囁く程度に・・。
けど誰もやって来ない。


「当たり前だよ。
私より綺麗で英語も話せる
人が良いんだよね。」


「バカか?
俺が見た目で選ぶと、
思っているのか!!」


いきなり怒鳴り声が聞こえ、
頭を上げると、
先生が立っていた。