「着いた。」


私は嬉しすぎて、
早く外の空気を味わいたく、
興奮気味でいた。


「お前な・・。」


「どうしたの?」


「そんなに興奮して、
明日に備えて体調を、
崩すなよ。」


「先生次第。」


私は初めて自分から、
先生の手を繋いだ。


「ど・・した・・。」


いきなりの事で、
先生はしどろもどろになって、
面白かった。