「ねえ?」


「何だ?」


「勿体なくない?」


「何でだ?
俺達数人しかいないから、
キスも出来るだろう?」


学校にいる先生の方が、
何だか私にとっては嬉しい。
素顔の先生は本当に、
イジワルなので私は全く、
反抗できない。


「昔から?」


「当たり前だ。
普通の人も飛行機ぐらい
持っていると思っていた。」


「はあ?
車じゃないんだから。
何処に止めて置くのよ。」


先生の感覚は凄かった。
プライベート飛行機が、
しかも大型機。