「ハタチ超えて…今いくつなんですか?」


「関係ねぇだろ」


うっ。教えてくれないのね…。


「晴弥…さん。お風呂は、ココです」


お風呂のスペースに着いて指をさすと、晴弥は持って来た服を無造作に洗濯機の上に置く。


「風呂入ってくる。覗くなよ?」


「覗きませんーっ!」


ぎゃー。私、顔が真っ赤だよ。


そんなの想像もしてなかっただけに、考えてたんだと思われてた事が、恥ずかしいよぉ~。


「隠し撮りして、どっかの雑誌に投稿しよーなんてコトも、許さない」


私に注意する晴弥は…やっぱりかっこいい。


私の前ではあんまり笑ってくれないけど、怒っても不機嫌でも…


素敵なんデス。


くふふ。


笑いそうになり、手を口元に持っていき、何度も頷いた。