「わかりましたぁ~っ。じゃあ、頑張って成長しときまぁす」

「だな。ま、たまに帰国して、オレが直接大きくしてやってもい~ケドなぁ?」

「…えっ?帰国?大きく?身長高い晴弥が私の脇を持って、重力で身長伸ばしてくれるってコト?」

「いや…別に」

晴弥は苦笑すると、また私のおでこを弾いた。

「痛いぃ」

「カラダもそ~だけど、精神年齢も上げとけ?今じゃオレと釣り合わねーわ」





晴弥は軽く微笑んで、私の鼻をつまんでいた。





…もぉ。

晴弥って私の顔触るの好きだよねぇ。






叩いたり弾いたり…。





でも、精神年齢ってどうやって上げたらいいのぉ?

私って…

ずっとこーだもん。







それでも。

ちょっとでも晴弥に近付けたらいいな。






よ~し!

頑張るぞっ。

晴弥がいない間は、自分を磨く期間。






一年後が…

楽しみっ!