「---… 」 「ど・・・どうしたの?」 アタシのコトをじっと見て何も言わない。 何!? なんか付いてんの!? つい顔を触って確かめてしまう。 「------白崎」 小さい・・・ 声で言った言葉。 ¨白崎¨ なんでアイツの名前が出るの? 「下向いて歩いてると危ないよ。じゃあ、また明日。」 さっきよりも大きな声で・・・ アタシにしっかり聞こえる声と笑顔で言うとアタシに背中を向けて駅の中へ行く。