7年前のあの日俺は、部活をサボり亜子の宿題を見てやる事にしていた。



俺にはその時一つ年上の彼女がいた。だけど亜子といること方が楽しくて、彼女との約束を破ってばかりいた。



だから、あの日彼女は怒って俺のとこへ来た。彼女は亜子に嫉妬して、いきなり俺にキスをした。俺は慌てたよ。その時亜子がそこにいたなんて。




亜子の目から溢れ出る涙。亜子が俺から逃げる。追おをとする俺を彼女が止める。



俺はこの時分かったよ。俺が好きなのは目の前にいる彼女じゃなくて、亜子なんだと。



あの後亜子の家にいったが、亜子のおばさんに「何があったか知らないけど、今はそっとして置いて。」と言われ俺は何も出来なかった。



次の日も亜子に会いに行ったけど会えなかった。