「変なこと聞くけどさ」


「なぁに?」


「新菜ってゲイ?バイ?」


こんなこと聞いて、どうするんだろう。


「…何言ってんの?」


少しの間があって、こっちを向いたかと思ったら、新菜は思い切りテーブルを叩いた。


「私はゲイでもバイでもない!!するのは恋よ!!」


「だから!そういう屁理屈聞いてるんじゃなくて!!」