寝る準備をしていると。


有本君専用のメールの着信音が鳴り響いた。


『ガァ子ちゃん大好き!オヤスミ』


すぐに永久保存メールになる。


私は携帯を握り締めた。


神様、お願いです。


彼にとって、これが恋を意味するものでありますように。