私と新菜は暫く店を休むことにした。


案の定、私達を、主に新菜を探しに来た学生が時々来ていたらしい。


学校中に噂が広まっていたので、新菜は学校も休んでいた。


「新菜、来たよ」


私は毎日新菜の家に様子を見に行くのが日課になった。


時々泊まりもした。


明るく振る舞う新菜が痛々しくて、寄り添うことしか出来なかった。