あなたの最愛の人、 夏帆さんは、 私の前に突然あらわれた。 前触れとか そんなもの無かった。 有るわけ無いよね。 だってあなたは 究極の秘密主義者。 秘密にすることには 人一倍長けている、 スペシャリスト。 それは夏帆さんにも だったみたいで、 夏帆さんは 勢いよくカーテンを開け、 元気な声で挨拶という 病室にしては 派手な自己紹介を やってのけたのだから。