あんなに泣いてた お母さんは、 次の日笑って入ってきた。 本当は、 私死ぬんだよね。 そう聞きたかったのに、 そんな笑顔でいられたら 聞けないよ...。 でも聞く 必要なんて無かった。 緩やかに私は 弱っていったし 手術は 増えるばかりだったから。 嘘が下手なら がんばって 嘘なんかついて 欲しくなかった。 私、凄く寂しかった。