これ以上、あの場に居たら、自分中の想いをぶちまけてしまいそうで…
凛をめちゃくちゃに壊してしまいそうだった。
僕は凛にとって、“お兄ちゃん”でしか無くて…
例え、凛が16歳を向かえて、結婚出来る年齢になった所で、どんなに願っても僕は“妹”である凛との結婚は許されない……。
――いつの間にか、花嫁が目の前まで来ていて、彼女の父親から僕へと、引き渡された。
神父へと向き直る前に、チラッと親族の席の方を見やると…凛と目が合った。
一瞬だったけど、凛を見ただけで、なんとも言えない胸の痛みが襲う。
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