「相手は…誰??」 やった。 これで僕の勝ちは決定だ。 だって僕は殴ってなんかいないし。 「剣治のグループの剣治ぬき」 「…わかったわ。ちょっと待ってなさい」 そう言うと先生は6年の教室に向かって 走って行った。 …走らなくてもいいのに。 しばらくすると先生が あいつらを連れて戻ってきた。 「この子たちであってる??」 「うん。ありがと、先生♪」 さて、準備は整った。 仕返しの始まりだ。