しばらく進むと廊下が左右に分かれていた。 「どっち行く??」 「んー、じゃあ右っ!!」 正直言ってすごく怖かったけど 一之瀬さんのあの笑い すっごくムカついたし 後ろにはカメラさんがついてるし 大丈夫だと思っていた。 あのときまでは。 「翔太…大丈夫??」 「…あんまり」 僕は麗華の手を握る力が 自然と強くなっていく。 そんなときだった。