君の隣

家までは徒歩で20分



前がよく見えない中を必死に足を進める












まだ半分も来ていないのに制服はぐっしょりだ







「冷たっ。帰ったらお風呂はいろ」








「美里」






背中から聞こえる



馴染みのある声