住吉は照れながらネクタイを緩め、Yシャツの第一ボタンを外した。 「はい、宅間さんが初仕事のお祝いに買ってきた卯さぎ屋の羊羹よ。」 居鈴が小皿に品良く並べられた羊羹を三人の前に置いていく。 「宅間さんありがと。」 住吉はすぐに礼を言ったが、ちよは居鈴にお茶のおかわりを入れてもらい、それに礼を言ってからやっと宅間の方を向いた。 「ありがとう。」