『屋上にいるから来て』 昼休みになると、理美に声をかけ、お弁当を持って屋上へ向かった。 天気がいい。 達志はすぐ見つかった。 「よ、」 「おはよう。」 わたしは達志のそばに行くと、達志は座り、わたしも隣に座った。 「今日、寝坊?」 「あ、うん…ちょっとな。」 なんだか目が腫れぼったい気がする。 「寝不足?」 「ああ…まあ。飯、食うか。」 「?うん…。」 何かあったんだろうか。 元気がない…。