理美は既にいなくなっている。


「一緒に帰ろーぜ。」


達志にもわたしの照れが伝染してしまったのか、顔が赤くなっていた。


達志と並んで歩いて、胸がはちきれそうになる。
みんなこんなにドキドキしてるかな。

それともわたしだけかな。