そして、ゆっくりわたしの中へ入ってきた。


「…あっ、」


わたしは思わず声を出してしまった。


ちゃんと濡れているんだろうか…?

遼に嫌われたくない。


「唯、入れるよ…?」


え、もう…?
遼のが入るの…?


「う…ん…。」


こわいけど…遼のわたしになりたい。


わたしはまたぎゅっと目をつぶった。