「唯。俺、来たのまずかったかな…?」


遼がわたしの傍に来て聞いた。


わたしは首を横に振った。


「ううん、どっちにしてもこうなってたから…。

わたし、今日達志くんと別れたよ…。」

「そっか。揉めなかったか…?」

「うん…。ね、またあの店行ってパフェ食べたい。」


遼はちょっと驚いた顔をした後笑顔になって、じゃ、行こ。っ言った。

わたしは希望通りチョコパを食べたけど、あんまり味はわからなかった。