【礼子と愉快な仲間達ー21】
社会で一般的に考えても
有り得ないだろう。
入社した新人が二日目で
役職に就くことなど。
そのくらい、非現実的な
ことを、礼子はやって
のけてしまっているのだ
「あ、姉御~~!!」
奥から1人の霊が、
慌ただしく走ってくる。
「もう今度は何だい!?
どうしたんだ、そんなに慌てて!!」
「そ、それが人間が!
武器を持った人間が、
校舎に侵入しました!」
「何!?」
サキが二階の窓から外を
覗くと、
昇降口に数人の人間が
校舎に入って行くのが見えた。
「ヤツら、
俺達が脅かしても、
ビクともしません!」
「落ち着け!!
アタイ達で、何とかするんだ!!
いいか…
何としても、ここで人間
を追い返して「ヤツら」
に気付かれないように
しろ!!いいな!」
「オス!!」
霊達はそれぞれの持ち場に散っていった。
社会で一般的に考えても
有り得ないだろう。
入社した新人が二日目で
役職に就くことなど。
そのくらい、非現実的な
ことを、礼子はやって
のけてしまっているのだ
「あ、姉御~~!!」
奥から1人の霊が、
慌ただしく走ってくる。
「もう今度は何だい!?
どうしたんだ、そんなに慌てて!!」
「そ、それが人間が!
武器を持った人間が、
校舎に侵入しました!」
「何!?」
サキが二階の窓から外を
覗くと、
昇降口に数人の人間が
校舎に入って行くのが見えた。
「ヤツら、
俺達が脅かしても、
ビクともしません!」
「落ち着け!!
アタイ達で、何とかするんだ!!
いいか…
何としても、ここで人間
を追い返して「ヤツら」
に気付かれないように
しろ!!いいな!」
「オス!!」
霊達はそれぞれの持ち場に散っていった。



