【礼子と愉快な仲間達ー13】


礼子のイタズラも終わり

昼休みになると、
あちこちでいろんな話を聞ける。






「へえ!そうなんだ!」





礼子は、驚きの声をあげている。






「……何してるんだね、
礼子君。」






礼子は寝っころがって
立ち話をしてる女子の
足元にいた。






「話聞きながら、パンツ見てたの。
お~コイツ派手だなあ~」






「礼子君…それ普通
男の霊がやる行為だよ…?」







「気にしない気にしない~」






礼子にとって、廊下で
寝そべる行為も快感
であった。






先生に注意されない
開放感。






まるで王様気分だ!






「礼子君持ち場に戻るよ!」






「え~今いいとこ!
実はね、いつもクラスの
女子がヒソヒソ話してる
と思ったら、面白い話を
聞いちゃった!
やっぱ加奈子ったら
藤堂君のこと好きだったんだ~!!
でもそれじゃあ、スーザン田中が悲しむよねえ?そう思わないオッサン!」





礼子は盗み聞きし放題だ






「あの~内輪ネタは
分からないんで…
(ってか凄いあだ名のヤツがいたな)」





「そっか~!まあいいや!
うちのクラスも大変だわ

他にも稲葉君も行方不明だし、
それじゃあ薫さんも
悲しむわね~!」





「いや、だから
分からないって…」