【礼子とオッサン猫ー15】


「あ゛あ゛~!

あ゛あ゛あ゛~~!!

ん?
オッサンどうしたの?
こっち来なよ」



「うう…
みんなの前に出て
喋りたくないニャ…」



「あ゛あ゛~~~

キャハハ!

そうか、
オッサン罰ゲームで
猫語使わなきゃ
いけないんだね!
おもろ!」



「誰のせいニャ!!
まったく……
やっと犬語終わったと
思ったら、
次は猫語ニャ!!

もうイヤニャ!

あ、タイトルも
オッサン猫に
なってるし!

チックショ~!ニャ!」



「あ゛あ゛あ゛~~~~

オッサン可哀想!
それでスピーチして
ほしいわあ~!」



「…ところで礼子君。

君さっきから何
あ゛あ゛あ゛あ゛
言ってるんニャ?」



「ああ、作者と
マッサージ機で
リラックスしている
とこだよ!

今日雨水は温泉に行って
風呂上がりに
コーヒー牛乳と
イチゴミルクと
飲むヨーグルトを飲んで
マッサージ機に
30分座ってたんだ!」



「老人かよ!
まだ若いだろ!
さらに飲みすぎだよ!

ってか礼子君なんで
君までそんないい思いを
してるニャ!

何故
私を誘わなかったニャ!」



「オッサン。

忘れてると思うけど、
私はレベル10の
社長クラスよ?

位が違うのよ位が!
お~~~ほっほっほ!」



「う…

すっかり忘れてたニャ!」



「ぷっは~~~

ビールもうまいわあ~!

甘い飲み物飲んだ
あとでも、
ビールは入るみたい!」



「作者飲み過ぎだろ…
それに礼子も一緒に
飲んで、
ズルいニャ!
ズルいニャ!

ってかお前未成年だろ!」



「大丈夫!

オッサンにもあるから」




「え?本当ニャ?♪」




「はい、
この皿に
ビール入ってるから
舐めて飲んでね★」




「……猫扱いかよ…」