【礼子とオッサンドッグー12】


「オッサン、
冬の小説どうかな?」






「うむ、面白いワン。
ミステリーは大好きだ
ワン」







「良かった!
ちなみに雪情は全部で
21章まであるんだ!

今はまだ3章だけど、
全部載せるとなると
21章までだから、
今までの小説の中で
一番長い話になりそう!」







「それは楽しみだワン。
それと明日には
やっとこの犬の呪いが
解けるワン」







「呪いだなんて大げさ
だなあ~。

そんなオッサンに
プレゼント!
今日は面白いアイテム
手に入れたんだよ!
その名も
「ほんやくコンニャク」

変な青いダルマから
パクってきたの!

鼠ど死って言ったら
パニクって変な人
だった!

これを食べると
動物の言葉が
分かるんだよ?

オッサンが犬語の
副作用が出て、
本当に動物の気持ちが
理解出来たか
このアイテムで試して
みない?」







「…君どっからそんな物
パクってくるんだ…
まあ、
でも面白そうだワン」






「エヘ。
じゃあ、まず最初の
ゲストはこちら!」







「珍しく話が
次のページに続くんだね
礼子君。ワン」