霊務

【礼子とオッサンー８】


「オッサンオッサン！
ニュースニュース！」







「おや礼子君。
そんなに
慌ててどうした？」







「作者の新しい小説情報
入手したよ！」








「おお～！
我々の
馬鹿なやり取りより、
そうゆう情報を
待っていたのだよ！
それで内容は？」







「んっとね、
今の雨水が書いている
秋のロング小説
「MISS YOU」
が終わって
続いて冬・春の小説が
スタートするんだけど

今日発表するのは、
その冬・春の小説の次に
始まる小説だよ！

予定として
今年の４月か５月に
スタートするよ！」







「なんでまた
そんな先の情報を…」







「何でもその小説は
全身全霊を振り絞って
アイデアを出した作品
らしいよ！
今の内から構想を練って
いるみたい！」







「なる程。
完成度が高いわけだ。
楽しみだね礼子君」






「そうそう、
内容はまだ秘密だけど、
タイトルはもう
決まってるんだ。

タイトルは
「恋愛議会」

みんな！
恋愛議会をヨロシクね！」







「今の小説が
終わってから楽しみだね
礼子君！」








「あ、じゃあ
「MISS YOU」の結末
今、言う？」








「やめてください
礼子さん」