【ヤツらとの戦い!ー13】


「しっずかなとこねえ」







美術室は、
あまりにも静か過ぎる
無音で、

逆に耳がキーンとした。









「さて、
キーンと読んじゃうか」









そんな動詞はないが、
礼子は床に腰掛け、
ゆっくり本を読み始めた







どうやら美術室には誰も
おらず、
のびのびと読書が
出来そうだ!







さっきのドラマと違い、
恋愛小説は
静かに読み始める礼子で
あった。








すると……










ガラ!!









突然、
美術室に誰かが入って
きたのだ。







そう、それは……










先程、サキ達を全て石に
変えてしまった

美術室のゴーゴンで
あった…