【バカ再びー3】


事実、礼子のレベルは
10に届いていない。








しかし、
そうでなくとも
もともと位は高いので、
みんなガッカリは
していなかった。








「レベル7でさえ十分
だよ!」









しかし、
礼子はガッカリだ!







「やってらんね!
もう風呂入って
ビール飲んで
寝る!!」








「あんた女子高生だろ」








サキは突っ込んだが、
女子高生以前に
死んでいるとは誰も
突っ込まない。

(やはり、
ツッコミの帝王は
オッサンしかいない)








「アハハ、
それもそうだねサキ」







みんな笑いながら
場の雰囲気が温まって
いたが、

それは一瞬にして
崩された!









「ヒィ~~!!!」






遠くから、
サキの部下達の
叫び声が聞こえた!








……まさか!!

ヤツらが…!!