日和以外の女の子と居ると、どうも調子が狂う。 二人の背中を見つめながら、そんな事を考えていた。 なんでか日和を基準に考えてしまうクセも抜けない。 「とりあえず……ウマそうなイラスト描けばいいよな!」 「俺は絵が得意じゃないから、吉田君に任せるよ」 「僕も……不得意だし吉田君に……」