アナタだけのお姫様



「俺んち来る? ――あ、やましい事しないけど。メイドとか居るリビングなら安心でしょ」


 あたしはゆっくりと頷いた。


「おし、じゃ少し寒いけど我慢ね」


 侑也が無理矢理そういう事する奴じゃないってのは心の底から信用出来たしね……。


 だから別にリビングじゃなくていいんだ。  


「ヘルメットしっかりかぶって」



 むしろこういう話って、他に誰も居ない方が話しやすいし。


 ――数分くらい走った後、侑也の家に着いた。


「デカッ」


「え? ひよこんちと同じ位だぞ、多分」