咄嗟に部屋を出て、何をしようか立ち止まる。 そこはまるで静かで、涼しかった。 そう言えば、自分は体調が悪かった事を思い出した。 困ったことに思い出した途端、余計体調が悪くなり、座り込む。 ヤバいな…。 頭を抱えてうずくまっていると、男が一人近づいてきた。 「大丈夫…?」 店員かと思い顔を上げる。 するとそこには聡さんが立っていた。