無視してるっていうのに、一人で喋ってる。 「あっ!俺ね~バスケ部だったんだよ。今はしてないけど。あっ!アメいる?」 あんたの情報なんて要らないし、アメも要らない。 あたしに構わないで。 ついにイライラが積もったあたしは、 「何でそんなにあたしに構うの?ほっといてっ」 今まで我慢してたのに、喋っちゃった………。 そいつはあたしを見つめ、 「だって俺、ひなちゃんの事好きなんだもんっ(ニコッ)」