自宅について、
お兄ちゃんの名前を呼ぶ。

「涼ちゃん!!」

リビングに入る。

やはりお兄ちゃんは
リビングで倒れていた。

「…良かった、息してる。」

意識を無くした訳ではなさそうだ。

ホッとして、高岡くんに
手伝ってもらってベッドに運ぶ。