電話だとかなり強気ダナ、私。


「ハハハ、顔が見えないと強いね。
今日はどうだったかな?と
思ってね」

気にしてくれてたんだ。


『あ、ごめんなさい。私、お礼が
先ですよね。
ありがとうございました。
おかげで少しはましになり
ました。』


「そう、よかった。
味噌汁かけご飯がお茶漬け
くらいになったかな?」


『違いがわからないんですけど(怒)』


「ハハハ…明日楽しみにしてるよ」


『あの、どうして私を雇って
くれて、しかも、よくしてくれる
んですか?』


ちょっと気になっていたことを聞いてみた。


「あぁ、それは君があまりにも
……」


何秒か沈黙したので、ドキリ
とした。


「……お金に困っていそうだったから(笑)」



ぶっ!!ちょっと期待した私がバカだった(恥)


『−−っ!』


声にならないでいると、悪代官に
止めを刺された。


「あれ?勘違いしちゃったかな?
ハハハ〜」


(いつか見てろよ!(怒))


『はいはい、じゃぁ失礼します!』


「まぁ、それは冗談だよ。いつか話すよ。おやすみ〜☆」


プー…プー…プー…


その手には乗るかっ
他の女は騙せても、私は
騙されないもんね。


まぁ、確かにお金にはこまって
るよ。悔しいけどね。

お金ためたらすぐに辞めてやる!


次の日に備えて、まおと早めに
寝たけど、なかなか寝付け
なかった。