目を覚ますと見慣れない布団と ─トントントンッ 心地よい音が遠くで聞こえてくる あぁ…そうだ俺は買われたんだった ダルいカラダを起こして部屋にある時計に目を向けると もうすぐ朝の7時を回ろうとしている所だった 寝室から出ると 味噌汁の匂いがふわりと香ってきて 自分が腹が減っていることに気付いた