「私は……いま、喋っている間に………………死ぬかもしれない

もしかしたら死ぬのは数時間後かも

明日かもしれない

それはわかりません

ただ、言えることは

私は…もうすぐこの世から消えて無くなるんです…」




「いやいや、そんなの俺だって

いま死ぬかもしれないし

わかんねぇだろ、

それに余命はまだ残ってんだろ?」











「………余命?」




「さっき言ってただろ

余命があるって……」




「…あぁ……言いましたね」