松岡「…すまない、吉田。それに、小嶋も。」




一歩離れてそれを見ていた松岡は
眉間にシワを寄せ、
唇をかみながら言いました。




小嶋「あッ…?えと、」




小嶋は篤也に睨まれ、
自分も悪かったと頭を下げました。




篤也「小嶋、最初に松岡に言いかけたこと、言いなよ。」



小嶋、松岡「え…?」



篤也「牧野の回想、小嶋がなにか言いかけたところで、松岡殴ったじゃない!」



牧野「もう一度、やるか?」



篤也「けっこうです」



小嶋「そういえばそうだった」




小嶋はやっと小嶋らしく、
ニヤリと笑ってみせました。