義男「元気じゃのうー。」



篤姫「…うん。」



義男「…さて篤姫、これからどうする?女として共学に行くか?」



篤姫「んー?今まで通り、あいつらと同じ学校にいくよ。男子校でいいや!今さら女の子と仲良く生きてく自信はないしね。」



義男「…そうか。」



篤姫「そうだ。あたしが卒業するまで、総長はおじいちゃんがやってくれる?」



義男「む、ああ。」



篤姫「ん、ありがと。おれはもうしばらく、吉田組次期総長候補の、吉田篤也がいいや!」




篤姫…、いいえ、篤也は
にっこりと笑い、
ぎゃいぎゃいと騒いでいる
神代と松岡、空、牧野、小嶋、千咲の
もみくちゃの方へ走って行きました。




義男「由紀子…お前にそっくりじゃ。安心せい。篤姫は、強く、優しく、暖かい子じゃよ。」




義男元総長はゆっくりつぶやくと、
にっこりと笑いました。