勇助もバイクに乗り、構えました。




勇助「いくよ、よーい…」



牧野「負けないぜー☆」



勇助「どん!!」




勇助の掛け声と共に、
二人は壁に向かって
全速力で走り出しました。




勇助「うおおお!!」



牧野「ぬあああ!!」




壁がどんどん近づいてきます。




勇助「う、あああ!もうダメだあ!」




勇助は、壁際約30センチのところで
止まりました。


しかし、牧野は…。




牧野「勝つのは、俺、だ。…アハハ☆ヒャーハー!」



勇助「…な、何!?」